なミスやアクシデントでも後で大きな問題に発展しかねない。常に精神的、物理的、両面の問題が決められた時間の中で濃縮されている。大袈裟に言えば、どんな些細な事でも起爆剤になりかねない爆弾を背負って歩いている様なものである。
だからと言ったら少々言い訳めいているが、私は帰国後途端にだらしなくなるらしい。
トランクの整理は家内まかせ。サイフや家のキーは入口に置きっぱなし。バックのファスナーは開けっぱなし……等々。
昔、家内が子供に「イイカゲンにしなさい!」と一喝。対して返した言葉が「だから良い加減にしてるジャン!」であった。
車のハンドルで言えば「遊び」だろう。添乗業務も「いい加減」ではまずいでしょうが、「良い加減」というものがあるのでは、と思う。